1回限りの企画を原則、自分達でのみ実施する活動です。企画に一定の意義があり、安全で課外活動のルールに基づいていれば登録が可能です。柔軟に企画を行うことができる一方、大学の支援は施設利用と広報許可のみで、補助支援は一切ありません。年間を通して申請が可能です。
学生グループが発案した企画を、半年~1年間をかけて、スチューデント・オフィスによる研修やフィードバックを定期的に入れながら、プロジェクトを着実に完成させる活動です。社会人として必要な「企画運営スキル」の習得など個人の成長を促すことも目的としています。独創的なプロジェクト、かつ、APUが重点支援をしている活動が対象です。
過去事例
Upcycle
アップサイクルは、インドネシアの学校でごみの分別やリサイクルについての環境教育を行って意識を高めることで、インドネシアが抱える環境問題にアプローチすることを目指す新しい学生団体です。
難民という言葉のない世界を創る
「難民という言葉のない世界を創る」は、2018年から毎年APUキャンパス内で難民写真展を開催し、複雑な要素が絡み合った難民問題について、継続的に多くの方々と一緒に考える場を設けることを目的に活動を行ってきました。新型コロナウィルスの影響でオンライン開催となった今年度は、さらに大きなスケールで、日本や世界中の方々と難民問題の解決に向けて活動しています。
BEYOND SAS
SAS(Student Activity Station)は2008年に設立後、APU生と地域の交流を目的とした活動を継続し、2019年度には内閣総理大臣表彰「未来をつくる若者・オブ・ザ・イヤー」の受賞も果たした学生団体です。<br>2020年、APU20周年を機にSASの有志から発足した「BEYOND SAS」プロジェクトは、コロナ禍でもオンラインで実施できる地域交流イベントを企画しています。
youth_since2019
youth_since2019は、「学生である時間と体験をより豊かに面白く」をビジョンに、メンバーそれぞれの特性を生かして学生の視点から多様なアイディアを生み出す活動を行っています。それぞれ特性が違うという面から一見個人活動に見えますが、youth_since2019は1人でも欠けてしまうと成り立ちません。逆に専門分野がそれぞれ確立しているからこそ多様なアイディアを生み出しています。今年度の選抜プロジェクトBでは、そのそれぞれの専門分野を生かし、地域貢献も含め、世界の若者に別府の魅力を伝えるため、別府を舞台にしたリアルな青春ストーリーWEBドラマの配信を目指して活動しています。
イコール
「=(イコール)」は、「男らしさ」や「女らしさ」に縛られることなく、個々を尊重出来る社会を作ることを目指して設立された学生団体です。現在は活動の第一歩として、「フェミニズムはみんなのためのものである」という概念を学内に広めることを目標に活動をしています。<br>学内の現状を知るために、2020年7月から8月にかけて在校生・教職員・卒業生に対してジェンダー意識についてのアンケートを行ったところ、153の回答が集まりました。 1例をあげると、「あなたの国ではジェンダー平等は達成されていますか?」の問いに76%は「あまりそう思わない」または「思わない」とする回答が得られ、APU生の背景にある出身地においても不平等が残る現状が浮き彫りになっています。
ディベロップメントディーズオーガニゼーション
ディベロップメントディーズは、コロナ禍で安定した収入が得られなくなったネパールの山岳地区での支援のため、現地で安価に手に入る竹を有効活用した支援を目指しています。具体的には、竹を使ったビニールハウスのグリーンハウス(温室)の設置や、竹炭や竹酢、竹工芸品などの製作技術を伝えるためのワークショップ開催を計画しており、地域資源を生かした特産品を育てることにより農業収益の安定や地域活性化につなげることを目標にしています。
パラディシ
プロジェクトBに選ばれたパラディシが目指すのは、サステナビリティを提唱し、より健康的な、環境にやさしいライフスタイルを促進することです。コロナウィルス感染拡大のため、多くの予定された活動が変更を余儀なくされましたが、パラディシのメンバーは目標を変えることを望まず、この状況下でベストを尽くし、オンライン上でできる方法に変更しました。<br>現在のところ、メンバーはインスタグラムのアカウント(@paradisi_apu)にサステナビリティに関する情報から家庭菜園のコツに至るまで、様々な内容の投稿を精力的に行っています。
2019年度は、大学主導のプロジェクト「まるごと学びのキャンパスづくり」で、新学部設置にかかわるキャンパス整備についてのプロジェクトに取り組みました。APUのキャンパスの在り方を、学生自身の目線から必要となる機能について考え、大学に提案をするというものです。プロジェクトメンバーである9名の学生が、立命館大学のびわこ・くさつキャンパスや大阪いばらきキャンパスへ視察に行き、快適かつ機能的で魅力のあるキャンパスについて考え、それぞれのアイデアをまとめ、最終成果としてプレゼンテーションをしました。
視察で訪れた立命館大学の各キャンパスでは、学生にとっての快適で機能的な空間について多くのアイデアを得ました。
最終のプレゼンテーションには、多くの教職員や施工会社の方々に来ていただきました。
プレゼンテーション終了後の様子。中央に写っているのは、作成したキャンパス模型です。